去年(2020年)は仮想通貨の確定申告だけだったけど今年はタイトルの通り初挑戦がわんさか。
休日返上でネットで調べながらやったので、忘れないうちに残しておく。
※このブログ旅行ブログなのに永遠に旅行記事書けないですね…オミクロンで山越えることを祈ってます
e-Tax利用のためにID・PW発行
去年は書面で税務署に提出したけど、今年はe-Taxでオンライン完結できるように挑戦。
本来はe-Taxはマイナンバーカード保有者向けのサービスだけど、普及率が上がるまでの処置として、税務署でID・PWを発行してもらってe-Taxを利用可能。
ToDo:身分証持っていく近所の税務署行く
以上。
はい簡単でした。身分証見せてPCの前に連れてかれて、個人情報入力してID発行。PWは自分で作成。
最後にPWが平文で記載された紙をプリントアウトしてもらい「なくさないでね〜」と言われ解散。
これを後に国税庁の確定申告書作成ページで利用する。
ふるさと納税
今年はふるさと納税初挑戦。
去年の新卒一年目でやらないで後悔したこと一位がふるさと納税でした。
メリットは、寄付額-2000円(事務手数料)が翌年の所得税控除や住民税減額になること。
2000円が事務費用としてかかるので厳密には節税というわけではないが、楽天ふるさと納税ならポイント付くので2000円分なんて余裕で取り返せる。
僕は楽天のお買い物マラソンの時にやったけど、結局数万ポイント付いた。まじでやるべき。
僕の2021年のふるさと納税リストはこちら
さて、このふるさと納税は寄付する自治体が5つまでなら確定申告不要。それ以上であれば必要。
僕は14自治体だったので確定申告します。
入力するのは「所得控除の入力」の寄附金控除欄。
下のように一覧が出てくる。これは入力済み。各自治体、各寄附日ごとに追加していく。
各入力画面はこんな感じ。
寄付金の種類のプルダウンで、ふるさと納税を選択。
素直に入力すればOK。
そんで最終的に合計金額を見てみると、どうやら打ちこんだ額-2000円されている模様。
これが最初に言った事務手数料だな。
ただどうやらまだ必要なことがある模様。下記楽天ふるさと納税のサイト。
申告手続き
- 1. 楽天ふるさと納税マイページより、「寄附金控除に関する証明書」の電子交付手続きを行う(寄付をした翌年の2月以降)
- 2. 電子ポスト(交付手続き完了後にマイページから利用可能)より、証明書データを取得する
- 3. 国税庁の確定申告書等作成コーナーにて確定申告書を作成する
- 4. すべての書類をe-Taxより税務署へ提出して、お手続き完了
引用:楽天ふるさと納税
令和3年分のふるさと納税の確定申告から、若干ルートが変わったみたいなので2月以降に再度チェック要。
仮想通貨(雑所得)
国内取引所だけなら自作のExcelでゴリゴリ計算出来たけど、今年は海外取引所のBinance使ったのでドル円為替も意識せねばならず、流石にツールを利用。ツール代は経費OK。
※使ったツールはCryptactです。BinanceとのAPI接続が出来たので。

さて本題の確定申告。これは去年もやったので慣れてる。正味打つだけ。
下の「収入金額・所得金額の入力」の雑所得(その他)が該当します。
※自分の入力値は消しています。
経費にできる費用等は他のサイトで詳しく説明されているので、そっちでおなしゃす。
株式損益通算(特定口座2つ以上)
基本特定口座を使っていれば、利益発生時は源泉徴収が自動で行われ、逆に損発生時は源泉徴収済分が還付されるので確定申告不要。
しかし、今回は証券会社を2つ以上利用していて片方で損(A社)、片方で利益(B社)が発生した場合について。
B社では所得税・住民税が引かれているのですが、A社は結局損で終わったので、B社で源泉徴収された分を確定申告で取り戻すことができる。もし確定申告しないと、還付はされない。
それでは確定申告の画面へ〜
下のような「分離課税の収入金額・所得金額」の入力一覧へ。
下のような画面にくる。
ずらーっと色々書いているが、自分のような特定口座使っている人はそんなに入力項目多くない。
まず、自分は申告分離税を選択。
次に緑枠の『「特定口座年間取引報告書」の内応を訂正・削除』を選択。
すると下記のような各証券会社の取引を記載していく画面になる。
XMLデータを証券会社側で作成してくれるのであれば、それをuploadするだけでOK。
僕の場合はSBIと楽天を使っていて、SBIはXMLファイル取得出来ますが、楽天はできないので取引情報を手打ちするしかないです。
※ちな損失は翌3年まで繰り越せる。下記の箇所で毎年確定申告要。
次に還付がちゃんとされているか見てみる。
まずは所得税。下記の(57)に特定口座で源泉徴収されていた所得税が記載されてた。
じゃあどこで還付されたことが分かるかというと、下記の(48)の源泉徴収税額欄に会社の源泉徴収分に上記が加算されてた。なるほど。
次に住民税。これが確定申告ビギナーの自分にはわかり辛かった。
この所得税に関する確定申告を終えると下記のような画面になる。
「住民税・事業税に関する事項」を選択すると、下記の「株式等譲渡所得割控除額」に源泉徴収されていた住民税が記載されてた。これが住民税支払い時に控除されるってわけですね。
こんな感じで株式の損益通算も完了!
外国所得税の還付
これは自分の場合微額だったけどやってみる。
配当所得がある場合、外国側で所得税を引かれた上に日本でも引かれる。俗にいう2重課税。
この場合、外国で引かれた一部が戻ってくる。
下記の税額控除の外国税額控除等、というところに入力していく。
下記が実際に入力していく画面。
自分の場合、年間取引報告書が証券会社に発行されたので、それをもとに記載していく。
年間取引報告書には、配当金が振り込まれた各日ではなく年間通しての合計額が記載されているので、日程は1/1-12/31。そして円での配当額と外国所得税額を入力する。
SBI証券の場合、下記の報告書内の「配当等の額(円)」「外国所得税の額(円)」をそれぞれ入力するだけ。
次に、下記の通り調整国外所得金額の入力。
これは前段の「配当等の額(円)」と同じ額を入力。
その後の政令指定都市については各人。自分は該当せず。
以上で完了。
医療費控除
最後に医療費控除。
やったことないけど家族分まとめて申請。
入力欄は下記の通り、「所得控除の入力」の医療費控除から。(スクショはまだ未実施段階)
下記のような医療費控除かセルフメディケーション税制のどちらかを選択する。
今回は医療費控除を選択。
次に入力方法の選択。
色々あるみたいだけど、今回は国税庁側で用意されたフォーマットに打ち込むだけでいいよ〜ていう方法でやってみる。上から3つ目を選択。
下側のリンクからフォーマットをダウンロード出来る。
更新が終わったらupload。下記のような読み込み結果が出る。
入力誤りがあればここで分かるので安心。
次の画面では一覧で出てくるので、そこでも一応各内容を確認できる。
そんなこんなで完了。
まとめ
以上、確定申告の準備諸々完了!
一応提出前に近所の税務署で不安な点いくつか聞いてみようと思います。
また何かupdateあったら追記しますー
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